Vol.2
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埋火
練切製・小豆こしあん
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現代の日常生活の中で火種を落とさぬように注意を払うことなどなくなりましたが、炭や薪を燃料としていた時代には火をおこすために火種を灰に埋めて大切にしていたそうです。このお菓子はその様子を表しています。
炭を足せばすぐに「パチパチ」と火がおこる。そう感じていただけますでしょうか。
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サンタクロース
練切製・小豆こしあん
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子供たちがわくわくしながら心待ちにしているクリスマス。サンタクロースは楽しい季節の象徴のように思えます。真っ赤な帽子は大忙しのサンタさんの忘れ物のようです。
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ゆきうさぎ
求肥製・白こしあん
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ここ広島で雪が降るのは一年に一度が二度でしょう。あまり雪を目にしないせいか、その風景を見るといくつになっても心が弾みます。小さな雪のうさぎを作って部屋から見えるところに置き、夜になっても子供とカーテンを開けては姿を確かめていたことが思い出されます。
雪兎 一夜兎になりすます
宇多喜代子
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