【季節の上生菓子】
※商品価格は全て税込み価格です。
上生菓子
美しい日本の自然を巧みに取り入れて、四季折々の風雅を伝えてくれる上生菓子。
歳時記にあわせ約2週間に1度、お菓子が変わります。
【販売期間11月12日~11月25日】各335円
日保ち 販売日翌日まで
織部上用 おりべじょうよう
織部焼きの色合いを模したお菓子は、やはり11月のもの。炉開きに、上生菓子の織部をご用意いたしました。独特な雰囲気の織部焼は、桃山時代に考え出されたというのが不思議なほど現代的で大胆な様子にいつも驚かされます。
上用製/小豆こしあん
- 特定原材料等:
- やまいも
吹き寄せ ふきよせ
はらはらと落ちる木の葉や実を、風が寄せてはあちこちに塊を作ります。様々な葉が混ざり合い、鮮やかな色も枯れた茶色も艶やかな木の実も、集まる事で引き立て合っては意図せぬ美しさを見せてくれます。
きんとん製/小豆粒あん
- 特定原材料等:
- やまいも
初霜 はつしも
11月になると急に風の冷たさを感じる様な気がします。緑の沢山残っている葉も、紅葉が始まった部分も、枯れはじめたところも等しく季節は過ぎていきます。初霜がベールの様に覆い隠した所は色合いの変化も一段と進み、冬へと向かう証のように感じます。
煉切製/小豆こし餡
- 特定原材料等:
- やまいも
金の鳥 きんのとり
金色の ちひさき鳥の かたちして
銀杏ちるなり 夕日の丘に 与謝野晶子
この歌は授業でよく取り上げられ、どうやら私の中にも刷り込まれているようです。イチョウが黄色く色付くとたくさんの小さな鳥が飛び立つようで解放感まで覚えます。
外郎製/白こしあん伊予柑入り
- 特定原材料等:
- 使用なし
亥の子餅 いのこもち
広島では秋が深まると、子供たちが縄を何本も付けた石で地面を打ち「亥の子 亥の子 亥の子餅ついて 繁盛せ 繁盛せ」と声を合わせて唱えながら家々を回ってくれます。収穫の祝いや、火伏せの祈り、子孫繁栄の願いなど人々の想いが込められた懐かしい祭です。
求肥製/小豆粒あんごま入り
- 特定原材料等:
- 卵・ごま
【予告】次回の季節の上生菓子【11月26日~12月9日】
【菓銘】敷松葉・冬菊・里しぐれ・ひめ椿・夕千鳥
※菓銘は上段左から時計回りの順